卵管造影検査
子宮卵管造影検査について
卵管は精子と卵子が授精する場所であり、自然妊娠にとって重要な臓器です。
何らかの原因により卵管がつまってしまうと妊娠することが難しくなります。
子宮内の状態や主に卵管が通っているかどうかを判断する検査です。子宮の入り口に風船付きのチューブを入れ、そのチューブから造影剤を流し込みます。経過をおって撮影することにより、造影剤がどこまで流れ込むかで診断をします。卵管に問題がなければ、お腹の中に造影剤が流れ出て検査終了です。
時 期 : 生理終了直後~
予 約 : 月曜日~土曜日
時間は曜日により異なりますので、受付及び予約システムにてご確認ください
所用時間 : 30分~1時間
費 用 : 保険適応ですが15000円程度
(子宮が大きく、造影剤の量が通常以上必要な場合は2万円程度)
必要な物 : 昼用ナプキンを1枚ご持参ください
卵管造影は“痛い”というイメージが定着していますが、検査自体が痛いわけではありません。卵管の通りが悪い場合に痛いことがあり、検査過程で痛みが増強する時は検査を中止します。
子宮卵管造影検査のご予約
矢内原ウィメンズクリニックにお掛かりの患者さまは、ご予約方法が異なります。
矢内原医院
にお掛かりの患者さま
担当医に検査予約についてご相談ください。
矢内原ウィメンズクリニック
にお掛かりの患者さま
検査受診の前に一度矢内原ウィメンズクリニックに月経中の受診をお願いします。
検査予約も矢内原ウィメンズクリニックにて承ります(感染症などの検査結果によっては造影検査を延期する必要があります)。
詳しくは、矢内原ウィメンズクリニックにて、ご確認ください。
子宮卵管造影検査説明用+同意書PDF(矢内原医院の患者さま用)
右クリックで保存、またはクリックしてページを印刷して下さい。
子宮卵管造影検査におけるご注意点
(医院・ウィメンズクリニックの患者さま共通)
・当日キャンセルの場合は矢内原医院(0467-44-1188)へご連絡下さい。
・事前に日程変更をご希望される場合は、予約を受付した場所【矢内原医院0467-44-1188、矢内原ウィメンズクリニック0467-50-0112】へご連絡をお願い致します。
(変更の場合は排卵との関係もあるため、その卵管造影検査の周期でタイミングを取らない方がいい場合があります。)
・予約をお取りになった日より一ヶ月以内に造影剤を用いた検査をお受けになった場合には、子宮卵管造影検査予約時に担当医に申し出てください。
(特に消化器系の検査の場合は検査結果を左右します。)
・月経の時期や状態によっては当日検査を中止する可能性があります。
・卵管造影に用いるのはイソビストという造影剤です。親水性が高い造影剤で、97%は尿や膣から排出され、残りは体内に吸収され尿として速やかに排泄されます。 承認時及び使用成績調査での調査症例3,548例中206例(5.8%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められ、主な副作用は腹痛[注入中]109件(3.1%)、腹痛[注入後]56件(1.6%)、嘔気28件(0.8%)、発熱22件(0.6%)、発疹15件(0.4%)等 でした。造影剤によるショック、アレルギーも可能性として起こりますが、事前に検査することができません。発症した場合には適切に対処致します。
以下の方は禁忌になります。
ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往歴のある方
妊婦又は妊娠している可能性のある方
骨盤腔内に急性炎症性疾患のある方(症状が悪化する恐れがあります)
何かご不明な点があれば担当医にご質問ください。
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